アラサー主婦の奮闘日記

アラサー主婦の気まぐれブログ

母ちゃん高熱が出るの巻

出産して10日目の事。

里帰りしてた私、午前中はぐで〜っと過ごしてました。

 

午後になると胸がカンカンに張ってきたので、スッキリしようとお風呂作戦。

 

お風呂で垂れ流してもスッキリしないし私の胸。

 

痛すぎる、痛すぎる、熱い。

 

服が擦れるだけで鳥肌が.....ゾゾゾッ!

そのうち全身がゾゾゾッ!

 

ちょっと休んだら治ると思って、ベッドに入って寝ようと思っても、仰向けもゾゾゾッ!

胸が痛くて横向きも辛い。

 

そのうちブルブル寒気がしてきて、5月で異例の暑さただっていうのに綿毛布と毛布二枚重ねで包まってました。

 

絶対熱ある。絶対熱あるけど測りたくない。

 

やっとのことで1時間くらい寝れたはいいけど、起きた時の体のだるさ、半端なかったです。

胸の張りは治るはずもなく、痛いし、そのおかげか体の背面が痛すぎて、立ち上がってもふらつく始末。

 

でもムスメの沐浴をしなくちゃって、その時だけ一瞬頑張りましたよ。涙

 

異常に体が暑すぎて諦めて体温計で測ってみたら、なんと39.9.....!?

 

なんですとー!!!

 

人生で初めて見ました、初めて体験しましたよ。

 

そりゃー辛いわけだ。

 

胸も痛いからもしかしたら「乳腺炎」じゃないかっていう母親の言葉。

 

これは流石にまずいと思って出産したクリニックに電話。

 

とりあえず、家にあるロキソニンを飲んだら熱が下がると思います。それでも翌日ふらつくようだったら受診してください。って。

 

その夜、普通に寝れる気がしなかったし、高熱に心配した母と父が閉店間際の西松屋に駆け込んで、搾乳機を買ってきてくれました。

 

辛い体を起こして、搾乳した結果がこれです。

 

 

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実際、これ×2です。ってことは300ml。

やばみ〜。笑

 

搾乳するほど出るかわからなかったので、買わなかった搾乳機。バカになりません。

 

かなり暑いので、汗がすごくてOS-1を飲みながら。

 

終始汗だくで「らくぅぅ〜」と唸りながら搾乳される母乳を眺めてました。

 

300ml搾乳された頃にはロキソニン効果もあって体もかなり楽になって、体温測って見たら36.4に急降下してました。

 

ほんの2時間くらいの話です。

 

何が原因かって、溜まりに溜まった母乳だったみたいです。

 

何が起こるかわかりません。

 

人生で、こんなに激しい体調不良初めてでした。

一瞬で上がって、一瞬で下がった感じ。

 

多分何歳か老けました。笑

 

母ちゃん辛いのにムスメはスヤスヤ。

 

こんなこともあって母は強くなるんですね。

 

それからは搾乳中毒な私です。笑

あとは冷えピタ中毒。うちの冷えピタはおでこじゃなくて胸に貼られてます。

 

でも気持ちいいんです。

 

搾乳機、冷えピタ、ありがとう。

そして西松屋に行ってくれた両親に感謝。

 

パパはすでにメロメロ♡

まだちょっと傷口が疼きます。

浸出液が出てますけど、一週間は剥がさないでください、ってキズパワーパッドみたいなのを貼られてます。

 

 

ケロイドにならないように頑張ります。涙

 

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うちのムスメは写真撮ると下ぶくれさんになります。

レンズの位置?もっと顔シュッとしてるんだけどな〜

こんなんですけどパパはもうメロメロです。

沐浴もムスメが泣くと「ごめんね〜!」とかオムツ替えも「気持ちよかったねー♡」とか抱っこしながら変顔をムスメに披露してます。

 

見ていてほっこりします。

 

今は実家に帰ってきてるので旦那にはもう少し我慢してもらって、私はちょっと楽しようと思います。

 

でも何だかこんな旦那を見ていたら私が寂しくなって少し泣きました。笑

 

旦那がいじけるから里帰りを短めに.....とか言ってましたが、実際私も何だか寂しいです。

 

これからはずっと一緒だし、家事炊事洗濯全部しなくちゃならないので大変だから実家で楽しようと言い聞かせてます。笑

 

うちのムスメは夜〜朝8時くらいまでは目がキラーンと覚醒してます。

 

そのあとは何をしても起きないパターンです。

 

昼間ゆっくりできるしそんなに大変!ってわけじゃないです。

育児ってもっとカリカリするものかと思ってました、人によるんですね〜これからかもしれませんが...

母乳もごくごく飲んで多分母乳量多すぎてたまにむせてます。

 

特に夜になると胸がカンカンになって結構痛いんです〜。

そう言う時はお風呂に入ってちょっと刺激して、シャワーで温めると、ギュッと閉めなかった蛇口のように母乳が垂れ流れます。笑

 

そうすると痛みがスッキリするんです。

 

人生で初めての体の変化なので、少しずつ自分なりにやっていきたいと思います。

 

今の時代ネットの情報が全て正しいとは限らないので、あんまりネットサーフィンして混乱しないようにしようと思ってます。

 

子育ても十人十色です。

 

 

 

普通ってなんだろう

今週のお題「私の沼」

 

私は第一子、9週で稽留流産と診断されて手術を受けました。

 

第二子は(事実上第一子ですが)41週で胎児機能不全として緊急帝王切開で出産しました。

 

早くして消えてしまった命、遅れたけど産まれた命。

第一子が、早くして外へ出てきてしまったので、今回はお腹から出たくないよーとダダをこねたのだと思ってます。笑

 

そんな話はさておき、これが私にとって普通なのかと言われれば、当時は普通じゃないと悲観してました。

だけど、誰かと同じことが普通と考えること自体間違っているんじゃないか、と。

違って当たり前、同じであることの方が普通じゃないと思うんです。

 

まさに十人十色です。

 

10人それぞれの人生があることが普通なんです。

 

だから私は誰かと違うことに何の疑問も持ちません。

でも昔は違いました。

他の人がこうしてるからこうしてみよう。何で私だけ、何で私は周りと違うの。周りの目が気になる。

 

そう思ってストレスを溜めてた時期もありました。

 

その頃はすごく疲れてました。毎日毎日。

周りと違うことに劣等感を感じるけど、どうにもならない。

 

周りを気にするがあまり、「普通」になろうと自分を失いかけてたんですね。

 

 

いろいろなことを経験して、その「沼」から少しずつ解放されています。

今回の出産も前回の流産もその経験のうちです。

 

今では違うことの方が何だか誇らしいようにも思えます。

 

女性として、膣から我が子を産みたかった気持ちはありますけど、そんなのエゴ。

小さい命を危険にさらしてまでエゴを貫き通すのは違うと思うのです。

 

みんな違ってそれでいいんです。

 

嫁として

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フォトジェニックなケーキがおやつ出て来た。

 

 

無駄に長い出産レポ、読んでくれた方ありがとうございます。

 

さてさて、⑤にしようと思ったけど、タイトルと合わなくなって来る気がしたので別にしましたよ。

 

旦那のご両親が飛んで来ました。日曜日だったこともあったけど、両親と85歳のおばあちゃまも、車で片道4時間やって来てくれたわけです。

でも私、点滴刺さったままでしたし、まだ自由に動ける身じゃなかったのでベッドで迎え、ベッドで送りました。情けない。

 

旦那もまだ抱っこができていなかったから赤ちゃんを連れて来てもらえませんか?

となんとなくお願いしたらOKいただきました。

 

生後2日、普通分娩の方はもう同室で過ごしてるけど、体の自由が効かないし、抱っこしても傷が痛むので私だってまだ抱っこしてないな〜なんて。

まだ新生児室にいるムスメをガラス越しに眺めてる事しか出来ないのに。

いや、愚痴じゃないです、心の声です。

 

ご両親にはそんなこと知らんこっちゃない。笑

いいご両親なんです。本当に。

 

労いの言葉、お祝いを頂き、早々にお孫にめろめろってました。笑

孫ってそんなに嬉しいんでしょうか、抱っこ合戦です。

 

ちょうど起きていたムスメ、なんて空気が読めるんだろう。私みたい。笑

「疲れてるから寝かせてやれ」なんて義父が。

そんな義父が一番抱っこしてたり。笑

 

「もう一回抱っこしていい?」なんて義母も。

 

どうぞどうぞ。抱っこしてもなにも減りませんし、次会えるのいつかわからないんで。

 

内孫だけど、家が遠いもので、気軽に会えないのでね。

 

内孫外孫ありますけど、実際そんなのあってないようなものです。

 

同居する気もさらさらないし、地方に行けば旦那だって仕事がなくなるわけで。

 

私の個人的な意見では、夫婦の両親が元気なうちに同居する意味ってあまりない気がします。

嫁に入ったからといって、言ってしまえば赤の他人なわけで。旦那だってもとは他人。

 

その人の家に入って、神経をすり減らして、ボロボロになって子育てが終わったと思ったら義母義父のお世話をするなんて。

 

私の人生返してよっ!って気分になる。

実際私の母親がここ最近までそういった生活をしていたので、苦労だったり辛さだったり、ひしひし伝わってきてました。

 

あれれ、脱線しました。

 

そうそう、家が遠いからなかなか会えないですって話。

会わせる気なんてないよーなんて鬼嫁じゃありません。会いたければあってください。年に3回は行くし。

でも私とムスメと2人で会いに行くことは絶対しません。笑

新幹線のシステムよくわからないし。

 

私たち結婚して3年目にして子供を授かったわけですが、一度の流産を経験してるものの、「できなかった」わけじゃないんです。「つくらなかった」んです。

 

2人の時間も大切でした。お金の面もありました。

だからデキ婚の方々すごいと思います。新婚生活もなく、夫からしてみれば彼女がいきなり「妻」ではなく「母親」になるわけですから。

 

うちの姉もその1人、今では2人の子供を育ててます。

 

「つくらなかった」ことによって私の里帰りは苦痛でしかなかったですね。

 

寝れない夜。出ない便。立ち位置のわからないキッチン。会話の続かない間。5人いるのに時計の音が響く間。

 

いいご両親だからこそ、口では出さないものの、顔に書いてある「孫はまだかな」と「ひ孫の顔が見たい」。

 

それで喧嘩したこともあります。

普段優しい旦那が、

「正月に実家に帰らない嫁がどこにいるんだ!」と旦那に怒鳴られ、突き飛ばされました。

その頃が一番ギスギスしてましたね。

 

その旦那はムスメが生まれてまぁるくなってます。

 

体年齢とか、体力とか、私の就職の将来を考えなければ、まだ子供はいらないって選択肢もあったんです。

 

だけど、周りの見えないプレッシャーとか世間体を振り払うほどの理由が私にはなかったんです。

「もしかして何かの理由で出来ないんじゃないか」なんていうのもみんなの顔に書いてありましたし。

 

今となっては可愛い可愛いムスメが生まれてきてくれたこと、帝王切開という体験をさせてくれたことに感謝してます。

 

でもこうも思います。

 

「とりあえず、嫁として孫を産むという任務は果たせた」

 

嫁入りを否定するのに嫁としての任務とか言うひねくれ者の私です。

 

 

誘発分娩からの帝王切開④

看護師さんに感謝しながらベッドに横たわってました。

 

その次の日も半日はベッドに横たわって、お昼頃にカテーテルを抜きました。

男性はかなり痛いらしいですね、女の私は痛いには痛かったですけど抜けてせいせいしました。

 

股間に管が通っていて外に繋がっているなんて煩わしさ半端なかったですからね。

点滴もしかり。

この日になるとあまり体を刺激しないようにちっちゃいコップに水一杯を飲みました。

 

食事はというと、排ガスで流動食が開始ということでした。

つまりおならですね。

点滴の影響か、あまりお腹は空いてなかったんですが、やっぱり食事は取りたいので一日中おならに集中してました。笑

 

普段だったら気にせず出るようなものもこういう時はなかなか出ないものです。

しかもお腹がボコボコっと動いて「あ、出るかな?」と思って少し踏ん張るだけでお腹が痛かったです。

 

結局おならに集中して、夕方無事出たので少し自慢気に看護師さんに報告。

でも夕飯は食べれませんでした。笑

 

翌日は絶飲食の胃に負担をかけないように流動食が出ました。

だけどこれがすごく嬉しいもんでした。

まだ傷口痛くて思うように動けないので同室にポータブルトイレがあります。トイレと一緒に食事です。

 

仕方ないんです。笑

 

その日、歩行練習しましょうと言われてしたわけなんですが、これがまたクソほど激痛です。

2回目ですが、普通分娩の方の痛みは知らないけど痛いのはわかってます。笑

 

まずベッドから起き上がれません。

介護用ベッドで、直角近く背もたれをあげて、ベッドの外に足を出すわけですが、激痛も激痛。たった術後1日寝たきりなだけで目眩すらしました。

びっくりしました痛くて。

そして点滴の煩わしいこと。丸2日は点滴打ちっぱなしなので点滴の針が抜けた時の喜びはかなりありました。

 

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そして次の日旦那の両親とおばあちゃまが来ました。

 

 

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誘発分娩からの帝王切開③

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やっと会えたねーとは思いました。

そしてどこからどう見ても旦那顔♡笑

 

エコーの時点で気付いてはいましたが、やはりわたしの要素ありませんでした。涙

 

縫合手術も無事終えて、手術室から病室に帰る途中、新生児室に我が子がいました。

 

ベッドを上げてくれたので様子が伺えましたけど、何だかデカかったです。

 

そりゃそうです女の子なのに3457㌘。大きいですよね。

保育器に入っていた我が子は大きさのせいもあってか、頼りない感じなど一切なく、元気な泣き声も聞けたし、母ちゃんは安心して病室に戻りました。

 

ここまでの付添人はゼロです。笑

 

病室に戻ったらベッドに寝かせてもらって、まだ麻酔が効いているので痛みはなくふわふわとした感じ。

足に何かが巻きついていて、看護師さんには「そのうち暑くなりますからね〜」って言われてましたけど何が何だか。

 

どうやら麻酔、手術の影響で体温が低下しないように電気毛布を体に巻かれてたみたいでした。

 

それと下半身が麻痺してるため尿道カテーテルも通っていて、管からベッドサイドに尿が出るようになっていたみたいです。

自分では全然気づかなくて、旦那に言われてからはっとしました。

 

「旦那に尿をみられた!笑」

 

するところを見られるより出たものを見られる方が小っ恥ずかしい。涙

 

手術前にあらゆる分泌物を抑える薬を注射で打たれて、口も喉もからっからでした。

だから看護師さんに「すみません、何か飲み物を.....」と言ったら「24時間は何も飲めません」とな

 

なぁにぃぃぃぃぃぃ!聞いとらんぞー!

 

その後24時間何も飲めませんでした。

そしてさらに何も食べれませんでした。当たり前か。

 

そのうち母親が来て心配そうに看病してくれました。親に看病されるとは、これまた複雑です。

 

その夜の痛みはかなりなもの。

子宮が収縮する痛みと、傷口の痛み。

普通分娩の方にはそれはそれで大変な痛みがあるんでしょうが、帝王切開も痛みは伴います。

 

「痛みがあったら鎮痛剤打てますからね〜」

 

と言っていただいたのでその夜だけで点滴2回、注射1回を打ってもらいました。

 

陣痛には鎮痛剤なんてないけど、もうお腹に赤ちゃんいないんだし、打って消える痛みだったら打ってしまえ!って。

こうやって中毒になる人がいるんだなと思いながら、鎮痛剤中毒に陥る私です。

 

本当に痛かったんだもん。笑

 

ちなみに点滴は30分くらいで効いてきて、やんわり痛みを抑えてくれる感じでした。

注射の方は即効性があって尚且つ、睡眠を促す成分が入ってたらしいです。これは夜向きだと思います。

 

鎮痛剤のおかげで3時間くらいは寝ることができました。

 

でもその夜は本当に看護師さんにお世話になりました。

点滴、悪露•尿の処理、鎮痛剤プリーズのナースコール、体制を変えて欲しいナースコール、暑いのナースコール...本当に頭が上がりません。

 

こんなことをできるって凄いなって素直に思いました。

 

 

 

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誘発分娩からの帝王切開②

30分後には帝王切開と告げられた私。

 

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その3時間前にはこの食事をたいらげた私、出産に向けて、いや、まず陣痛に向けてたくさんもりもり食べなければ!と。笑

 

急だったのでとりあえず旦那に連絡。

「えっとー帝王切開になりそうなんだけど、すぐ来れる?」←来れないのわかってるけど一応。

 

ま、来れませんでした。

母親も仕事があって来れないのわかってたんでここも1人で対応しました。

 

なんだか、パニックにもならず、終始冷静に対応してた自分にちょっと引きました。

 

まず思ったのが「これで会えるんだ」だった気がします。

41週もお腹の中にいて、なかなか陣痛が始まらないことにも、周りの圧にも疲れていた頃だったので、正直ホッとしました。

 

先生「お母さんとかこれない?」

私「来れませんね〜」

先生「しょうがないね〜」

 

と言って先生が旦那に電話で承諾を得るという形で手術が決定しました。

 

そこからはとってもスピーディ。

 

みんなが倍速で動いてましたもん。

 

術着に着替えて点滴もう片方にされて、手術室に移動して台に乗せられて裸にされて背中に麻酔打たれて。

 

背中から下の麻酔だったので、頭の意識はしっかりしていて、手術してる感じは伝わってきました。

 

子宮のあたりをグイッグイッと引っ張られる感じがした後「ギャー」というムスメの産声が聞こえました。

 

「あ、産まれたー!てか、ギャーって、笑オギャーじゃねーの?」←心の声

もっとふにゃーって泣くのかと思ってました。

 

その後も恐竜のような声でギャーギャー叫ぶムスメは元気も元気。

 

血を拭かれたムスメを頭のそばに持ってきてくれた時、涙出るかと思ったけど、なんか耐えちゃいました。

 

はじめましての感想は、「あれ、産道通ってないのに頭長くね?」でした。笑

 

 

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