普通ってなんだろう
今週のお題「私の沼」
私は第一子、9週で稽留流産と診断されて手術を受けました。
第二子は(事実上第一子ですが)41週で胎児機能不全として緊急帝王切開で出産しました。
早くして消えてしまった命、遅れたけど産まれた命。
第一子が、早くして外へ出てきてしまったので、今回はお腹から出たくないよーとダダをこねたのだと思ってます。笑
そんな話はさておき、これが私にとって普通なのかと言われれば、当時は普通じゃないと悲観してました。
だけど、誰かと同じことが普通と考えること自体間違っているんじゃないか、と。
違って当たり前、同じであることの方が普通じゃないと思うんです。
まさに十人十色です。
10人それぞれの人生があることが普通なんです。
だから私は誰かと違うことに何の疑問も持ちません。
でも昔は違いました。
他の人がこうしてるからこうしてみよう。何で私だけ、何で私は周りと違うの。周りの目が気になる。
そう思ってストレスを溜めてた時期もありました。
その頃はすごく疲れてました。毎日毎日。
周りと違うことに劣等感を感じるけど、どうにもならない。
周りを気にするがあまり、「普通」になろうと自分を失いかけてたんですね。
いろいろなことを経験して、その「沼」から少しずつ解放されています。
今回の出産も前回の流産もその経験のうちです。
今では違うことの方が何だか誇らしいようにも思えます。
女性として、膣から我が子を産みたかった気持ちはありますけど、そんなのエゴ。
小さい命を危険にさらしてまでエゴを貫き通すのは違うと思うのです。
みんな違ってそれでいいんです。